店舗閉店の不用品回収|原状回復に間に合わせる段取りと撤去トラブル回避

店舗閉店の不用品回収|原状回復に間に合わせる段取りと撤去トラブル回避

店舗閉店の片付けは「原状回復期限」「造作物」「什器撤去」「産廃扱い」で家庭より複雑。撤去範囲の線引き、管理会社との確認、見積で固定すべき条件、追加料金を防ぐ聞き方、当日の流れを解説。閉店直前に慌てないチェックリスト付き。

店舗閉店の回収|原状回復に間に合わせる不用品処分の段取り

店舗閉店の片付けは、家庭の不用品回収よりも難易度が上がります。

理由は、片付けだけでなく「期限」と「契約」が絡むからです。

  • 原状回復の期限がある(遅れると損害が出やすい)
  • 造作物(棚・カウンター等)の扱いが契約次第
  • 什器・設備が大きく、解体や人手が必要
  • ビル搬出ルール(時間帯・養生・申請)がある

この記事では、閉店時の回収を工期遅延なしで進める段取りに絞って整理します。

結論:閉店回収は「契約確認→撤去範囲固定→前倒し」で勝つ

最重要3点
① 原状回復の範囲と期限を確認(契約・管理会社)
② 撤去する物/残す物を線引きして固定
③ 回収は期限より前倒しで入れる(作業前に最終金額確定)

閉店は焦りがコストになります。先に線引きして、段取りで守ります。

まず確認:原状回復で「何を戻すか」は契約次第

閉店で揉めるのは、だいたいここです。

  • 造作物は撤去?残してOK?
  • エアコン・照明・看板はどこまで?
  • 床・壁の復旧は必要?
  • 撤去後の清掃はどこまで?

先にやること
管理会社(またはオーナー)に「原状回復の範囲」「搬出ルール」「期限」を確認し、文章で残す。

家庭と違う:店舗は「設備・什器・在庫」が混ざる

1)什器(棚・テーブル・カウンター等)

大型で解体が必要になりやすい。見積は写真が必須です。

2)設備(冷蔵・厨房・配線など)

業種により特殊。撤去や取り外しが必要な場合があります。

3)在庫・消耗品

量が多くなると一気に費用が上がります。処分範囲を固定します。

ポイント:回収業者に「全部お願い」だとズレやすい。
撤去範囲(何を回収、何を残す)を先に決めるのが安定です。

日程の組み方:閉店は「2段階」にすると事故が減る

閉店直前に全部詰め込むと、急な追加や不具合に弱いです。

おすすめ2段階
① 早め:在庫・小物・余剰什器を先に回収(量を減らす)
② 直前:大型什器・設備など最終撤去(原状回復の仕上げ)

1回で終わらせるなら、せめて期限より前倒しで組みます。

見積で固定する条件(閉店はここがズレやすい)

  • 撤去範囲(回収対象の明確化)
  • 造作物・固定棚の扱い(解体が必要か)
  • ビル搬出ルール(時間帯・養生・EV申請)
  • 駐車・停車位置と搬出距離
  • 対象外品(危険物や処理方法が違うもの)

最重要:作業前に最終金額確定。追加条件は文章で。

短文テンプレ(見積依頼)
「店舗閉店の回収です。原状回復期限が◯日。撤去範囲は写真の通りで固定します。ビル搬出ルール(時間・養生・EV申請)があるので遵守してください。作業前に最終金額確定、追加条件は文章でお願いします。」

当日の段取り:原状回復を止めないために

  • 回収対象をエリアで区切る(ここだけ回収)
  • 残す物(鍵・契約資料・原状回復関係)は別室へ
  • 搬出ルートの養生を確認(ビルルール)
  • 作業前に最終金額確定

チェック
「撤去した後に穴や傷が残る可能性がある物」は、原状回復側と連携して判断します。

費用が増えやすいポイント(閉店あるある)

  • 直前に在庫が大量に残る
  • 解体が必要な什器が多い
  • 搬出時間が短く人員が必要
  • 駐車が遠く搬出距離が伸びる

対策:在庫・小物は先に減らす。撤去範囲を固定する。前倒しで組む。

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